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テニスを通じて学んでほしいこと。

こんにちは、高田です。

今日は、テニスを通じて子どもたちにどんなことを学んでもらいたいのか、僕なりの考えを書いてみたいと思います。

まず結論から言うと、僕はテニスを通じて本物の「努力」というものを知ってほしいという思いで、常日頃から指導しています。

なぜなら、その子の努力の次元がその子の人生の豊かさを決めると思うからです。

「やれば出来る!」と思えるのか、「努力しても無駄かも…。」と思ってしまうのか。どちらがより前向きな人生を送れるのかは一目瞭然でしょう。

本当の頑張りは必ず報われます。

報われない努力があるとしたら、それは本物の「努力」ではないからです。それ以外のなにものでもありません。

「頑張ったからといって必ず結果が出るとは限らない」なんて夢のないことは言わずに、ちょっとだけお付き合い下さい。

テニスを通じて学んだ本物の「努力」

僕は、結果の出ない努力はその人が努力していると思い込んでいるだけで、本当に「努力」しているとは言えないと考えています。

だから、「目標には届かなかったけど、よく頑張ったね!」というのは嫌いです。

この言葉は「(結果に関係なく)頑張ることこそ正義だ」という間違った「努力」の認識を植え付けてしまう可能性があるからです。(それ以前にひねくれ者の僕としては目標を達成するために頑張り続けてきた人に対してその言葉かけは失礼だとも思います。)

この議論を進めると少し本物の「努力」という本題からずれてしまうので、ここまでにして。

では、目標を達成するための本物の「努力」とは何なのでしょうか。

僕は、努力は「努力量×努力方向」という2つの要素を持つベクトルのような形で表されると考えています。

努力量と努力方向によって構成される「→」が現在地からゴール(目標)に向かって大きく伸びているのであれば、それは本物の「努力」と言えるでしょう。

つまり、目標を達成することのできなかった思い込みの努力は「量」が足りなかったもしくは「方向」が間違っていたわけです。

僕が努力をこのように捉えるようになったのは、学生時代が大きく影響していると思います。

僕は高校生のとき、団体戦で学校史上初のインターハイに出場するという目標を立てました。

そのため、「5時台に起きる→勉強する→移動中に勉強する→学校で朝練をする→授業を受ける→部活動で練習する→移動中に勉強する→テニススクールで練習する→勉強する→寝る」といった感じで、テニスに最大限の時間を割けるように毎日を過ごしていました。

今思い返してもこれまでの人生の中で1番頑張っていたと思います。(笑)

しかし、高校3年生の春、その目標には手が届きませんでした。正直、最後の試合が終わってから数ヶ月間は「こんなに頑張ったのに…。努力は無駄だったのか…。」と虚しさばかりが溢れてきました。

ただ時が経つにつれて、この経験が「いくらがむしゃらに頑張っても、その方向が間違っていたら目標に辿り着くことは出来ないんだ」ということや、「努力量をMAXにすると冷静な判断が出来ず、正しい努力方向を保つのが難しくなるんだ」ということを教えてくれたことに気が付きました。

当たり前と言えば当たり前のことですが、僕にとっては世紀の大発見でした。(笑)

それから、僕は高校3年生から大学2年生まで母校テニス部のヘッドコーチを務めることになりました。

「選手の努力量をMAXに引き上げること」と「その方向が目標からずれていないかをチェックすること」に全てを注ぎました。

「スポーツ推薦もなければ、実績のある指導者もいない学校が全国大会なんて…。」と言われたこともありましたが、とにかく徹底して選手は本物の「努力」を続けてくれました。

そして、コーチ3年目でようやく目標としていた学校史上初のインターハイや全国選抜に出場し、1勝することが出来たのです。

本物の「努力」、量と正しい方向の揃った努力、さえ出来れば誰でも目標を達成することが出来るのです。

そして、誰になんと言われてもブレずに本物の「努力」を積み重ねることの出来る強い人を育てたいのです。

まとめ

まずは、自分の努力量のMAXを出し切ることがスタートだと思います。

正しい方向がどっちなのかばかりを気にして1歩も踏み出せないよりは、例えゴールと真逆の方向であっても全力疾走してしまった方が絶対に良いと思います。

なぜなら、尻込みしているだけでは何もわかりませんが、間違った方向に全力疾走すれば「その方向が間違いだったこと」や「自分の現在の努力量の限界」がわかるからです。

「失敗したくない」、「失敗させたくない」は失敗の基です。

何回失敗したって成功するまでやれば成功するので大丈夫です。

これからも、テニスを通じて少しでも多くの子どもたちに「努力は必ず報われる」こと、いや「報われる努力こそ本物の努力」だということを伝えられるように、僕も頑張りたいと思います。

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