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グラデーションのある世界で戦う

こんにちは、高田です。

今日は、僕が成果を出し続けるために最も重要だと思っている「グレーゾーン」について書きたい思います。

僕は、このグレーゾーンの中で戦うことができる人や組織こそ強いと考えています。

なぜなら、世の中のほとんどの物事は0か100かでは語れないグラデーションでできていることがほとんどだからです。

今回は、そのグラデーションのある世界とはどのようなものなのか、またその世界における戦い方とはどういうものなのかを書きたいと思います。

 世の中は0か100かでは語れない

僕は、「こういうルールなので」とか、「そういう仕組みになっているので」とか言って、すぐに0か100かで結論を出す人や組織に明るい未来はないと考えています。

「ルールはこうですが、今回はこのように対応します!」と50の価値を生み出し続ける人や組織に負けてしまうでしょう。

誤解のないように言っておきますが、何事も妥協すればいいと言っているわけではありません。

考えに考え抜いて、お互いに価値のある決断をだすべきだと言っているだけです。

0か100かで決められてしまうことは意外と多いです。

なぜなら、楽だからです。

考えることもせず、決まったルールに従って動くのは簡単です。

物事をグラデーションで考えられるかどうか。

そして、そのグラデーションの中で最もお互いにとって価値あるところはどこなのか。

それを見つけることが重要なのです。

 グラデーションのある世界の戦い方

グレーゾーンで戦うためには、粘り強い「思考力」と「調整力」が必要になります。

要するに大切なのは粘り強さです。

どこがお互いにとって最もクオリティーや満足度の高い解になるのか、考え抜かなくてはいけません。

そして、考えた解を出すためにやり切らなくてはいけません。

これは、とても難しいことだと思います。

コツは、物事を因数分解し、核となる要素を見つけることです。

例えば、こちらは作った商品を定価で売りたいと思っているものの、販売店は定価ではなく2割引で売りたいと言ってきたとします。

もし、0か100かでしか考えられない人というのは「だったらいいです!」と感情的に断ってしまったり、すぐに2割引に応じてしまったりします。

大事なのは、「なぜ自分たちが定価で売りたいのか」、「なぜ相手は2割引で売りたいのか」という意図をお互いの立場で考え、議論し、すり合わせることです。

商品の価値を下げたくないから定価で売るというポリシーがあるから。

2割くらい割引しないと売れなさそうだから。

商品の作り手としてポリシーは曲げられない。

それなら、定価でも売れることを過去のデータなどを用いて、論理的に説明し、納得してもらうことが必要でしょう。

相手は「2割引したい」のではなく「商品を売りたい」わけですから、商品が定価でも売れることを証明すればいいのです。

まとめ

この世の中、すべてはグラデーションです。

だから正解なんてありません。

0か100かの二択で満足してはいけません。

正解がないのだから、

正解をつくるんです。

決して難しいことではありません。

面倒なだけです。

面倒なことから目を背けずに、物事の「核」を掴み、確からしい解を見つけるのです。

 

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