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仮説ファーストのすすめ

こんにちは、高田です。

今日は、最近気づいた自分の思考の癖について書いてみたいと思います。

「あなたの考え方の癖なんて興味ないよ!」と思われる方も多いかもしれませんが、僕自身「人によってこんなに思考法が違うんだ!」と驚きがあったので、まとめておきたいと思います。

きっとあなたにとっても自分の思考法について振り返る良い機会になると思います。

やばい!お店の売り上げが右肩下がりに!どうすればいいの…

僕は、仕事などで重要な課題を解決するための意思決定をしなくてはいけないとき、必ず自分の中で仮説を立てるところからスタートします。

なぜなら、そうすることで最短で課題を解決することが出来るからです。

少し抽象的なお話になってしまうので、先に例を挙げて説明します。

例えば、「お店の売り上げを改善したい」という課題があったとしましょう。

まず、この課題について問います。

この例の場合、「お店の売り上げを改善したい」=「お店の経営状態を良くしたい」ということです。つまり、「売り上げ」にフォーカスするよりも、「利益」にフォーカスする必要があるということです。

つまり、「お店の利益を伸ばしたい」という本当の課題が見つかります。

次に、「利益を伸ばす」ということについて問います。

「利益を伸ばす」=「経費を減らす」もしくは「売り上げを伸ばす」

そして、次に「経費」、「売り上げ」という要素について問います。

経費」=固定費+変動費

「売り上げ」=客単価×客数

つまり、最初の「お店の売り上げを改善したい」という課題は、「決算書や請求書を調べて、固定費もしくは変動費を削減する」、「客単価を上げる」、「お客さんを増やすための施策をうつ」という3つの具体的な行動に変形できるのです。

もちろん、本来はもっと深堀するのですが、あくまでも例なのでこれ以上やると読みにくくなるので止めておきます。(笑)

先に論理性の高い仮説を立てる「仮説ファースト」がおすすめ

このように、僕はまず初めに課題に対する解決方法を考える「仮説ファースト」の思考法をしています。

  1. 課題を問う。(本当の課題を見つける)
  2. 本当の課題を解決するための要素を見つける。
  3. 要素を分解する。×〇回
  4. 具体的な行動に移す。

この「仮説ファースト」の真逆にあるのが、「調査ファースト」です。

実は、「調査ファースト」な考え方をする人が意外と多いように感じます。

わからないことがあったらまず調べる。

これは、答えが固定されているものであれば良い方法だと思います。

しかし、答えがない(固定されていない)問いに対しては、多くの無駄を生みます。

答えがないのだから何を調べればいいのかわかりません。

つまり、先に課題に対して仮の答えを作って、それに肉付けをするために本やインターネットから証拠や具体例を持ってくるというのがベターな思考法なのです。

まとめ

僕は、基本的に意思決定をするために「調べる」という行為はしません。

仮説の説得力を増すために肯定的な具体例を探すことはありますが、それ以外の調査は無駄です。

答えがないのだから、無限の選択肢があるわけです。

だから、正直調べ始めるとキリがありません。

どの選択肢を選んでも論理性さえ欠いていなければ、必ず課題は解決します。

だから、無限の選択肢を検討するのは時間の無駄なのです。

「あれはどうだろう?」、「これはどうだろう?」と様々な選択肢を検討していると仕事をしている気にはなれるかもしれませんが、1歩も課題の解決に向けて進んではいません。

まずは自分の頭の中で仮説を立てる「仮説ファースト」を強くおすすめします。

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