こんにちは、高田です。
今日は、「テニス」というスポーツが持つ可能性について考えてみたいと思います。
子どもの頃から遊びとして、学生時代は選手として、引退後は指導者として、そして今は経営者として「テニス」と向き合ってきました。
僕は、「テニス」には他のスポーツにはない唯一の価値があり、それは社会的な問題を解決しうると考えています。
そして、民間テニスクラブにはそれに貢献する力があると思います。
この投稿では、「テニス」の持つ価値について述べ、それを踏まえた上で民間テニスクラブの役割について考えたいと思います。
テニスは最大の社会課題を解決するソリューションになる
テニスは、長寿効果の最も高いスポーツといわれています。
2年前にイギリスの研究で導き出された研究結果です。
テニスを長年続けている人の寿命は、全く運動しない人よりも平均で9.7年も長いことが明らかになった。ジョギングなども3年程度の長寿効果があるが、約10年というテニスの好影響はずば抜けている。
(中略)
テニスは激しい運動を短いインターバルで繰り返すため、中程度の運動を長時間行うよりも効率が高い可能性がある、という研究グループの推察を紹介している。
メンタルでは、仲間の存在が大きい。定期的に顔をあわせる集団に帰属することで、同じ趣味を持つ信頼のおける仲間と、ともに支え合っている感覚を得ることができる。これが長寿に貢献しているのではないかとのことだ。
もちろん、テニスの運動性質は他のスポーツよりも長寿に効果があるのでしょう。
ただ、僕はテニスがもつコミュニティ機能こそ、健康寿命を伸ばす効果があると考えています。
テニスは小さな子どもからシニアまでそれぞれの楽しみ方があります。
だから、生まれてから亡くなるまでテニスを通じたコミュニティを持ち続けることができます。
これは「孤独」から起こる社会的課題の解決につながると考えています。
学校・家庭・職場など、身の回りのさまざまなコミュニティが機能しているうちはいいですが、それを喪失したときに人は精神的な問題を抱えます。
部活動がなくなった途端に、仕事を引退した途端に、家庭が崩壊した途端に、社会的アイデンティティを失い、人は不安定になります。
昨日まで当たり前のようにそこにあった自分が所属するコミュニティがなくなる(機能しなくなる)というのは、誰にでも起こりうることで、その対策をすることはとても重要なのです。
つまり、生まれてから亡くなるまで自分を受け入れてくれるコミュニティさえあれば、そのような問題を解決できるのです。
僕はそれを叶えるのが民間テニスクラブの役割だと思うのです。
テニスは誰もが一度はやっておくべきスポーツである。
僕は、上記の理由からテニスのコミュニティ機能は人の命を救うと思っています。
だから、テニスは人生で一度は経験しておくべきスポーツなのです。
それはまるで「なにかあっても溺れない程度に泳げるように」と誰もがスイミングに通うのと同じです。
「とりあえずテニスをやっておけば大丈夫」
「誰もが必ず一度はテニスをやっておくべき」
きっとそんな世界になると僕は信じています。
そして、さまざまな立場でテニスと向き合うことができる「民間テニスクラブ」こそ、そのような世界を支える役割を担うことになるでしょう。
まとめ
僕は、さまざまな立場からテニスと向き合ってきました。
選手の頃は、テニスを楽しむなんてことは理解できませんでした。
コーチになって、テニスを通じてなにを学ぶかが重要だと心から思うようになりました。
経営者になって、テニスが人と人とを繋ぐ素晴らしいスポーツだと思えるようになりました。
テニスは、そして民間テニスクラブはこれから社会に対して大きな価値を提供するでしょう。
僕は、そしてテニスガーデンレニックスはそれをリードしていくことをお約束します。
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