こんにちは、高田です。
今日は、周りの人を巻き込む力(以下、巻き込み力)を付けるために重要なことを書きたいと思います。
これまで、僕はあまり人に助けを求めるのが得意ではなく、どちらかというとひとりで抱え込むタイプの人間でした。
他人に迷惑をかけてはいけないという思いが強く(迷惑かどうかもわからないのに…)、なにごとも自分で解決するようにしてきました。
わからないことはとことん調べて、考えて、行動してきました。
そのため、様々な経験を元に力をつけることが出来ました。
ただし、それと同時にひとりで出来ることには限りがあることを知りました。
だから、これからはいろんな人に力を貸してもらいながら、大きな課題に向けて進んでいきたいと思っています。
そこで必要になるのがこの記事のテーマでもある「巻き込み力」です。
巻き込み力とはなんなのか、どうすれば身につけることができるのか、この記事を読んで下さるあなたのためだけでなく、これからの自分のためにも考えてみたいと思います。
巻き込み力とは?周りの人を巻き込むために理解すべきこと
そもそも、周りの人を巻き込む力の正体とはなんなのでしょうか?
僕は、前提として「周りの人=自分と近い価値観を持っている人」、「巻き込む=同じ方向に向かって共に積極的に行動したくなる」だと考えています。
つまり、巻き込み力とは「自分と近い価値観を持っている人に、同じビジョンに近づくために共動したいと思ってもらえる力」だといえます。
ここで注目したいのは、いくら「物理的な距離」が近くても、「価値観的な距離(心理的な距離)」が遠ければ、仲間になれないということです。
また、「人を動かす」のではなく、「人に動きたいと思ってもらえる」というのも大切なポイントでしょう。
「声はかけているのですが、なかなか仲間がみつからなくて…」という課題を抱えている場合、この前提を理解せずに、とにかく身の回りにいる人に声をかけているだけ可能性が高いのだと思います。
ただ、巻き込み力が高く、どんどん仲間を増やしていく人を見ていると、手当たり次第に声をかけては仲間を増やし、その仲間がまた仲間に声をかけて…と加速度的に輪を広げていっているように見えます。
では、どうすればこのようなことが可能になるのでしょうか?
自分の巻き込み力を高めるためにすべきこと
結論からいうと、高い巻き込み力を身につけるためには「常に自分の価値観とビジョンを磨き、表現していること」が大切だと思います。
ブログやSNSで発信するのはもちろんのこと、常に自らがそれを体現していることが重要だと思います。
そうすることで、価値観の近い人が興味を持ってくれたり、ビジョンに共感してくれる人が話しかけてくれたり、徐々に巻き込みの渦が出来てくるのです。
目に見えるほどの渦になるまで時間はかかりますが、地道に表現し続けることでしか、巻き込み力は備わらないと思います。
だから、先述したような簡単に仲間を増やしているように見える巻き込み力が高い人たちは、自らの価値観やビジョンの権化と言えるくらいにまで考え、行動した人たちなのです。
言葉で、行動で、いや空気感で伝わるまでの存在になることが、たくさんの仲間を惹きつけることに繋がるのです。
まとめ
巻き込み力が高い人は、必ず表現力が高いです。
すこしズレるかもしれませんが、ブームを生み出す人は、各分野の表現の熟達者であると言い換えることが出来るでしょう。
その人から生まれた作品に共感したファンが大きな渦を作りだし、さらにその渦に巻き込まれるように周りの人が集まるのです。
文章、音楽、絵画、運動、活動…
どのような方法であっても表現を磨くことが、巻き込み力の向上に繋がるのではないでしょうか。
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